愚民の嗜み

かつんを応援するブログです。気ままに現れ、気ままに語ります

RAY 最終段階

ここまでRAYの解釈をしてきたので、最終段階に移ろうと思う。
最終段階、つまり全訳という名の妄想が繰り広げられるのでご注意願います。すべてぐみぃの好みです←

始まります


〜太陽に月は依存し、オリオンは新たなベテルギウスという神を掲げて反逆を試みる。3つの国の戦争の最中の1人の男とアンドロイド、“RAY”の話〜




オリオンによる太陽への革命の前夜、2人(主人公と“RAY”)はディスコで踊っていた。愛し合っているかのように見えた2人。しかし、“RAY”に恋愛機能はついておらず真の意味で愛し合うことは出来なかった。

“RAY”は言う、「わかりあおうなんて、言ったってどうせ私は偽物の人間。生まれた星(自分の国)だって違うのだから…もう元には戻れない、不可逆の関係。」
さらに
「愛し合うことがプログラムされてはいないの。」

男はいう、「言い訳はやめて。抱き締めるだけでいいから。」

「“RAY”この体温を感じて!僕の名前を呼んで…!感情を呼び起こせ!」

月が優しく“RAY”を照らす

「“RAY”、ただ君が欲しい。例えその心がプラチナだろうと溶かして見せたいよ。我侭に今僕の女に!」


男は問う「ねぇ、もし革命が成功して、太陽が燃え尽きたらどうなるのかな?」
“RAY”は応える「永久凍土の中、地獄までフリーフォールで。」

カタストロフを描き、カラダを重ねる。

“RAY”は呟く。「信じ合いたいと言っても、私達オリオンからしたら太陽に依存する貴方達、月だって罪人…。見つめ合う恋人だけど正反対の私と貴方。何故と運命を咎めたって涙さえ流せはしないの…」

「それも、君なら悪くないね」男は微笑む。

「“RAY”僕の視線を感じて、君の本当の名を呼ぶよ。」

そんな時、オリオンの国の兵器、“オリオンの風”、通称“RAY”に起動命令(AWAKE)が出される。

しかし、まだ“RAY”は応答しない。

見かねた男は言う。「“RAY”たとえその全てパンドラだろうと解き明かしてあげる。」

“RAY”も男に応え精一杯の愛情を表現しようとして
「アイシテルヨ」と言って笑った。




こんなにも利己的な愛を包みゆるしてくれる、君というMASTER PIECE…


「命令に背く兵器など要らない」、「敵の国の兵器など壊してしまえ」、“RAY”にはたくさんの敵がいる。しかし、ぼくが守って見せよう…
「この身朽ち果てる日まで…」

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だいたいこんなだろうか…

妄想が広がって広がって…8割妄想&好み&要望です。


主に、“RAY”が兵器であるとか、精密に作りすぎた故に心が生まれてしまうとかは完全にぐみぃの好みである。これで最終的に、2人以外誰もいない錆びれた世界で微笑みあっていれば完全に私の好みである。


以上、“RAY”解釈でした。長い間お付き合いいただきありがとうございました!